漢陽陵

漢陽陵は、漢陽陵博物館としても知られ、西安の賑やかな中心部から北へ約20キロのところに位置している。この博物館は、かつて前漢の第4代皇帝である景帝とその妃である王皇后の埋葬地であった。

20平方キロメートルに及ぶ広大な陵墓群には、王族の墓、それに付随する埋葬穴、儀式エリア、さらに使用人や罪人のための墓地がある。現在、発掘は部分的に完了しており、いくつかの博物館ホールでは発掘された宝物が展示され、陵墓の内部を見学することができる。

見どころと旅のヒント

広大な歴史的境内の中でも、保護ホールは中国随一の地下博物館として、発掘された埋葬坑を展示しており、大きな見どころとなっています。透明な壁とガラス張りの床で、遺物を間近に見ることができ、その保存状態も保証されています。

木製の手足や織物で作られたミニチュアの人物像や、動物、日用品、戦車、武具など、数多くの遺物が展示されている。兵馬俑に比べると規模は小さいが、これらの遺物から古代の庶民の生活を垣間見ることができる。

漢陽陵は人里離れた場所にあるため、他の人気史跡のような喧騒とは無縁で、静かに見学することができる。展示品の照明は骨董品を保護するために細心の注意が払われており、写真撮影はフラッシュなしでのみ許可されている。案内看板は英語と中国語で用意されている。

博物館の出口付近には、廟の歴史的な過去を解説したミニ・ドキュメンタリーがあり、主に中国語ですが、英語、フランス語、ドイツ語圏の方には、最小限の料金で翻訳をご覧いただけます。

3月～11月：8時30分～18時30分
11月～2月8時30分～18時00分
入場料：70元（3月～11月）、55元（11月～2月）
推奨見学時間約2時間

当館は空港ルートから近いため、飛行機で到着または出発する際に簡単に立ち寄ることができる。また、市立図書館から観光バス4番に乗れば、片道2元で行くことができる。